ゼッケン留め比較(VS 安全ピン・マグネット)


ゼッケン留めと安全ピン、マグネットの比較

使い捨てにされる安全ピン

大会で配布される安全ピンは、1回の使用で使い捨てにされるか、未使用のまま廃棄されている物が殆どで、過去に配布された安全ピンを溜め込んでいる人も居るものの、その利用方法を見出せずに、処分に困っている場合が殆どです。
また、マグネットタイプもレース後のメンテナンスや保管状況によって錆びる事が有り、使い捨てとまではいきませんが、使い続けるには難が有ります。

ゼッケン留めは各自で用意する時代に

レジ袋も購入する時代です。無駄に廃棄される安全ピンの配布をやめて各自で準備してもらう、又は必要な方にだけ配布するという大会も徐々に増え始めています。
SDGsや環境問題が取り沙汰されている中で、安全ピンが無駄に廃棄されている現状を知りつつ、それでも安全ピンを配り続けるという時代に反した大会運営は、これからどんどん見直されてくる事が予想されます。

ゼッケン留め VS 安全ピン ・ マグネット

ゼッケン留めも安全ピン、マグネットも、それぞれに長所と短所が有りますが、安全性や環境性能、機能、価格などを比較することで、BIB-IT.ゼッケン留めの優位性がわかります。
サステナブルな大会運営の観点からも、繰り返し使用できるゼッケン留めが、無駄な廃棄を極力抑える事が出来ますので、今後主流になってくることが予想されます。

※一般的な鉄製安全ピンやマグネットと比較しています。
他社製ゼッケン留めの場合は、取れ難さ等の評価が
異なります。
■ 総合評価 ■

ゼッケン留めとしてのBIB-IT.は、安全性~価格まで、全てにおいてバランスが取れており、コストパフォーマンスに最も優れた商品であることが分かります。

BIB-IT.は、多くのランナーの意見を元に、これまでのゼッケン留めのウィークポイントを徹底的に研究し、安全ピンに代わる新たなゼッケン装着方法として誕生した商品ですので、一般の方だけでなく海外を舞台に活躍するトップアスリート(マラソン、トレイルラン、ウルトラマラソン、マウンテンレース、自転車etc)にも愛用頂くほど、信頼と安心をいただいています。

※ゼッケン留めはBIB-IT.の評価であり、他社製のゼッケン留めの場合は結果が異なります。

■安全性

針を使用する安全ピンは、取り外しの際やレース中に外れて針が露出したり、怪我の危険性が有ります。
また、マグネットはペースメーカーや一部の機器の誤作動やカード類の磁気を狂わせる恐れがある事から、使用や保管の際には十分な注意が必要になります。
一方ゼッケン留めは食器やおもちゃなどに広く使われているABSやPE樹脂から出来ており、針を使用せずに、雄雌のパーツでゼッケンを装着していますので、健康被害や怪我の心配が殆どありません。
一般的なゼッケン留めは、ピン部分の突起が皮膚に長時間触れる事で、擦過傷となる場合がありますが、BIB-IT.はドーム状のバックパーツによって肌擦れを軽減するよう設計されていますので、この点も安全です。

■耐久性

耐久性に優れたABS樹脂製のトップパーツに、非常に強固なUVプリントによってデザインをプリントしているため、ゼッケン留めは繰り返し使用することが出来ます。
一方の安全ピンは汗に非常に弱く、1回のレース使用で錆が発生してしまう事が多い為、使い捨てにするしかありません。
マグネットは、主にネオジウム磁石と言う強力な磁力の素材が使用されていますが、とても錆びやすいのが特徴です。表面にメッキが施されている場合が殆どですが、メッキが剥がれてしまえば、錆でウェアを汚してしまいますので注意が必要です。

■取れ難さ

雄雌の二つのパーツでゼッケンとウェアを挟む形のゼッケン留めは、安全ピンに比べると僅かに取れ難さは劣るものの、BIB-IT.はこれまでのゼッケン留めのウィークポイントであった、バックパーツを徹底的に改良することで、トレイルやウルトラ、その他のハードなスポーツでも、しっかりとゼッケンを装着することが出来るようになり、特許を取得しております。
そのため、かつてのゼッケン留めの様な「取れる心配」を感じずに、レースに集中することが出来ます。

マグネットは、両面テープと併用して使用する事が推奨されているなど、マグネット単体での使用には不安が有ります。ゼッケン留めや安全ピンと比較すると、ズレたり取れたりし易いため、ハードなレースには向いていません。

■付け外しのし易さ

安全ピンは、ウェアを着たままでも容易にゼッケンを装着できますが、ゼッケン留めの装着には慣れが必要なため、事前に装着する事をお勧めしています。
思った位置になかなか装着できないなどの意見もありますが、慣れてしまえば安全ピンとそれほど変わらず、容易に装着ができます。
取り外しは簡単ですので、あとはパーツを無くさないように、しっかりと保管してください。

マグネットも、慣れてしまえばゼッケン留め同様に容易に取り外しが可能ですが、両面テープを併用しての使用を推奨している様に、ズレたり取れたりし易く、ゼッケン留め以上に手間や慣れが必要です。
また、どうしてもマグネット同士が強力にくっつき合ってしまいますので、ゼッケン留め以上に慣れや工夫が必要になります。

■跡残り

跡残りという点では、ウェアを挟むだけのマグネットタイプが最も有利です。
しかし、ゼッケン留めの突起で出来るウェアの伸びは一時的なもので、洗濯で元に戻る場合が殆どですので、安全ピンの様に穴が開いたり錆で汚れる心配は有りません。

ゼッケン留め使用後

ゼッケン留めを使用すると、突起部の跡がウェアに残ってしまいます。
これは洗濯すれば直る場合も有りますが、生地によっては跡が取れない場合も・・・
どうしても気になる場合はアイロン掛けで直る場合が殆どです。

安全ピン使用後

錆びにくいステンレス製素材などの物を除き、大会で配布される安全ピンの殆どは、汗で直ぐに錆びてしまいます。
酷い場合はレース中の短時間に錆が出来る場合も・・・
一度できた錆のシミは洗濯ではなかなか落ちずに、ウェアには錆跡が点々と残ります。

 

■ファッション性

BIB-IT.は、機能性だけではなく「ゼッケン留めもランニングファッションのひとつ」というコンセプトにより、豊富なデザインとカスタマイズプリントで、個性あるゼッケン留めでより楽しく走れるゼッケン留めとして、多くのランナーに愛用いただいています。

これまでのゼッケン留めよりも大幅にプリント面積を拡大! 20mm又は20x25mmのヘッド部分に、フルサイズでダイレクトプリントが出来るので、よりデザインの視認性やインパクトが増し、ランニングファッションに合わせたコーディネートが楽しめます。

マグネットタイプの商品にも様々なデザインの物が御座いますが、その数は少なく、カスタマイズプリントと言う点でも現状では大量注文でしか対応できない場合が殆どです。

■環境への優しさ

安全ピンは、防錆タイプのものを除き、1回使ってしまうと直ぐにサビが発生しますので、基本的に使い捨てです。
マグネットも、メッキが剥がれてしまえば錆で使用できなくなるなど、使用後のメンテナンスや取り扱い、保管上の注意が必要です。
一方ゼッケン留めは、何度も繰り返し使用することが出来るので、環境に優しいゼッケン装着方法と言えます。

BIB-IT.は環境に優しいだけでなく、これまで配布された安全ピンを回収し、必要な方にリユースしていただく、業界初の取り組みとして「安全ピン回収プログラム」を実施しています。

■価格

価格の点では安全ピンが圧倒的に安価になりますが、ゼッケン留めもフルカスタマイズ(オリジナルゼッケン留め+オリジナル台紙)で200円程度~作製が可能で、数倍も高価なマグネットと比較しても、非常にコストパフォーマンス性に優れています。